ブログ 「 名古屋市西区北部いきいき支援センター 」からのお知らせ
『実感込めて』
会う人ごとに挨拶を交わします。
「いいお天気ですね」
「いいお湿りですね」
天候を口に乗せることに特に意味は無く、
感じ良く当たり障りの無い誰も傷付けないやり取りであります。
日本人の文化とも言えますね。
これが最近は少し事情が変わってきました。
単に「お元気?」と言うところで
「広島(出身)だよね。よかった?(お身内は被災していない?)」
「涼しくなりましたね」と言わず
「やっと楽になりましたねえ~」としみじみ。
相次ぐ災害や猛暑が、他人事ではなく、
自分の事、身近な事との実感から、
自然にこのような言葉となるのでしょうね。
今日も台風が来ます。
学校は休校です。
大方のデイサービスからも休業の知らせが届いています。
どうぞ大きな事の無いようにと祈ります。
『踊りますよ~』
何かの集まりを企画されるとき、
「アトラクションがあると盛り上がるよね」
となりましたら、
お声掛けくださいませ。
名古屋市西区北部いきいき支援センターには
芸人がいます。
正調安来節どじょうすくい踊りで賑やかに
楽しんでいただきますよ。
認知症サポーター養成講座in大野木おしゃべりサロン
大野木おしゃべりサロンにて認知症サポーター養成講座をさせていただきました。
講座では西区にお住まいの山田真由美様にも当事者としてのメッセージをサロンのご利用者様に伝えていただき、
とても貴重で実りのある認知症サポーター養成講座となりました。
当日は28名の方が講座を受講して下さり、認知症サポーターとなりました。
大野木おしゃべりサロンは毎週開催されているサロンのため、参加者の方は気心の知れた方ばかりです。
そのため講座中はもちろん、終了後もたくさんの疑問、質問をしてくださり活気に満ち溢れていました。
オレンジリングは「認知症を理解しています」という証です。
そのため、リングを身に着けることは責任も伴います。
なぜならそのオレンジリングを目印に勇気を出して声をかけてきてくれる方もいらっしゃるからです。
そのことを講座終了後にも皆さんと共有し分かち合いました。
アンケートにも「認知症の方に寄り添おうと思いました」と書いてくださる方も居ました。
認知症にやさしい町とはどんな町でしょうか。まずは知ることから始めませんか?
『山上からのお客様』
名古屋市の地下鉄路線のひとつに鶴舞線があります。
鶴舞線は名古屋市西区の地面の下を南北に走っており、
区内の駅は南から「浅間町(せんげんちょう)」「浄心(じょうしん)」
「庄内通(しょうないどおり)」と北上します。
庄内通駅はその名も高い一級河川「庄内川」のすぐ手前に位置しており、
地下鉄はこの幅広い川底の更に地下深くを一気にくぐって
対岸の地下「庄内緑地公園」駅に至ります。
当然ながら乗客には、川の真下をくぐっている実感などありません。
頑丈なコンクリートの建造物に守られながら
あっという間の移動です。
庄内川をくぐった後はどうなるでしょうか。
次の上小田井駅に向かって、線路は地上へ地上へと昇って行きます。
地下トンネルから解放されて視界が明るくなり、
そのまま左右コンクリート壁の間を誘導されて、
電車は景色の見える上小田井駅ホームへ滑り込みます。
この駅の朝夕はとても多くの乗降客で混雑します。
名鉄犬山線との乗り換え駅であることも要因でしょう。
さて、昨夕のことです。
通勤通学の乗降客でごった返す中、
珍しいお客の姿がありました。
赤とんぼ。
鈴鹿山脈からでしょうか、伊吹山からでしょうか。
山を下りる涼風に乗り、はるばる西区まで来てくれました。
秋ですね。
『仲間と共に』
仲良しのお仲間の集まりに招かれてお邪魔しました。
毎週曜日を決めて集まっておられます。
初めからのお友達でしょうか。
いいえ、違うのです。
「人は独りぼっちはつまらない」
「人と喋ると元気が出るわ」
「ご近所さんは縁ある人」
そんな思いで音頭を取って下さる方が現れて、
そうだそうだと賛同する方が合流され、
いつの間にか輪が広がってきたのです。
そんな楽しいお仲間が、
「いきいき支援センターも仲間に誘ったら?」
と発案されました。
フットワーク軽く代表の方が窓口にお越しくださいましたよ。
これまたノリの良い職員が馳せ参じましたよ。
楽しいのでまたまたお邪魔いたしましたよ。
お集まりになる方は10人であったり5人であったり。
まちまちです。
自由です。
今回は「風鈴」を作る活動をお手伝いしました。
久し振りの工作。
童心に返って取り組まれた皆さんです。
こんな気晴らしも健康の種!
実は風鈴の材料には素焼きのミニ植木鉢を応用。
「夏が終わったら解体してお花を植えてくださーい」が
この工作のオチとなり、狙いどおりに笑いが起きた次第です。