ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日
研修参加
暑い日が続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日、研修に参加させて頂きました。弁護士の先生方との懇談会を通じて色々な相談をさせて頂くことができました。愛知県弁護士会では、高齢者・障がいのある方々を法的な側面から支援するために「高齢者・障害者総合支援センター(アイズ)」を設立し、高齢者・障害のある方のパートナーになりたいと思い、平成12年4月より活動してみえます。高齢者・障がいのある方々で、財産の管理、介護、福祉サービスの利用、虐待や財産侵害などについて、生活支援につながるようにアドバイスや事件解決を行ってみえます。相談場所は愛知県弁護士会法律センターになりますが、ご事情により来所することができない場合は自宅や施設等に出張相談も対応して頂ける場合がありますのでご相談頂きたいです。宜しくお願い申し上げます。
世界禁煙デー
日中は夏日にもなる暑い日もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。5月31日は世界禁煙デーで、1989年より制定されています。国会では他人のタバコの煙を吸わされる受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正が議論されています。飲食店への規制を巡って厚生労働省と自民党の方針に隔たりがあるようで、対策の遅れにより2020年東京五輪・パラリンピックに向けた施策への影響もあるようです。内部障害と言って身体の内部(心臓、腎臓、肺、肝臓等)の働きが弱くなったり、できなくなったりする障害のある方も 外見では分らないために理解されにくい障害ですが、肺に障害がある場合、タバコの煙が症状を悪くすることもあります。指定喫煙所以外では吸わないようなマナーも必要になってきます。受動喫煙が原因によるガン等の発病で年間60万人の方が死亡しており、日本でも約7000人が死亡しているとのことです。喫煙マナーを守って喫煙する方もしない方も気持ちよく生活を送りたいものですね。
見学をして
大分暖かくなり過ごしやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日、清須市にありますトヨタハートフルプラザ名古屋にウェルキャブ(福祉車両)の見学に行ってきました。車椅子の方を送迎する為のリフト付の福祉車両は何度も見たことや運転したことはありましたが、障害を持った方が運転できる専用の車輌を見る機会がほとんどなかったので実際の手動運転装置や車椅子収納装置など見学することが出来て勉強になりました。手だけでアクセル、ブレーキを操作したり、右足が不自由な方のために左足運転装置など障害を持った方に合わせた福祉車輌が作れます。私たちは当たり前のように車を便利で快適に利用していますが、まだまだ障害者の方のための車は少なく工場なども限られているようです。名古屋市では身体障害者の方の社会参加の促進を図るため、就労等に必要とする自動車の改造をする場合、その改造に要する経費の一部を助成する制度もあります。対象となる方に条件があるので、ご相談下さい。
研修に参加して
桜のつぼみも膨らみ、穏やかないい季節になり春の訪れを感じられる日が増えましたね。先日、愛知県心身障害者コロニー中央病院 児童精神科医 吉川 徹先生による、”発達に課題を抱えた子どもの進路選択の視点”の研修を受講して参りました。発達に課題を抱えたお子さんの支援に関わる場合、成人とは異なる視点や連携が必要となります。特に成長過程にあるお子さんには、ライフステージの節目、節目で、発達や特性に応じた適切な支援が必要であり、こうしたことも各地域で障害児相談の思わしくない理由の一つでもあります。中でも「普通学校・学級か、特別支援学級か、特別支援学校か」といった進路選択の課題については、お子さんの将来にも大きく影響するため、ご家族の悩みも大きいですし、大きな環境の変化も伴うため、支援者もどのような見通しを持って支援すればよいか戸惑うことも多いです。今回の研修を今後の相談支援業務に役立てて参ります。
就労移行支援について
早速ですが、障害福祉サービスの一つに就労移行支援というサービスがあります。就労移行支援とは障害者総合支援法(旧障害者自立支援法)に定められた就労支援事業の一つです。一般企業に就職を目指す障害をお持ちの方に対し、就労に必要な知識・能力を目的とした訓練や準備、就職活動支援及び就職後の職場定着支援を行います。基本2年間というサービスの期限がありますが、期限内で就職先が出来ない場合も再延長などもできる場合があります。障害者雇用促進法という法律では、事業主に対し、常時雇用する従業員の一定割合(法定雇用率、民間企業の場合は2.0%)以上の障害者を雇うことを義務付けています。民間企業、公的機関とも年々実雇用率は増加しております。相談支援専門員として今後もサービス事業所と連携をとりながら支援していきたいと思います。