ブログ 「 きよすみ荘」の毎日
毎月のお楽しみです。「誕生日御膳」
2021-07-20
こんにちは。支援員の星野です。ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」では毎月一回、昼食時に「誕生日御膳」を提供させていただいています。その月の誕生日の方のみではなく、入荘者様全員に用意されます。
先日提供された7月の御膳のメニューは、天ぷら盛り合わせ、かぼちゃの彩り炊き、はも南蛮、すまし汁でした。揚げたての海老天、キス天にはあたたかい天つゆが用意されています。お箸入れは折り紙を折った手製の物で、心温まる気配りがされています。
今回は赤飯が大好評でした。皆様、いつものご飯を食べる時よりも多くよそっていました。たくさん用意されていたにもかかわらず、おひつは空っぽに。あちらこちらで「美味しい!」との声が上がりました。
入荘者様の笑顔と健康のために、厨房さん、栄養士はじめ職員が一丸となって食事提供に取り組んでいます。
SDGs(エスディージーズ)を考える。「寺子屋クラブ」
2021-06-14
こんにちは。支援員の星野です。今回は毎月一回、漢字の書き取りや計算をしている寺子屋クラブの紹介です。
参加者は2人と少なかったのですが、4月より「私も勉強したい。」と一気に6名に増えました。これを機に今テレビや新聞などで盛んに取り上げられている「SDGs・エスディージーズ」について皆で考えてみよう意見が出ました。国際連合により加盟193か国が達成を目指す2030年までの国際目標(持続可能な開発目標)の、あのSDGsです。17色で17の目標が書かれたイラストをよく目にするようになりました。
「なんだか難しそう・・・。」という意見もありました。いえいえ、ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」のある名古屋市港区は環境問題に一石を投じてきた地域です。今から22年前の平成11年に、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地の藤前干潟のゴミの埋め立て処分場建設断念を受け、翌年からプラスチック製・紙製容器包装・ペットボトルの分別回収を行っています。名古屋市民にとって当たり前に行っているゴミ分別回収が、地球温暖化阻止に一役買っているのですね。
先日、参加者の一人とこんなおしゃべりをしました。「昨日、テレビで貧困について放送されていたけど、私は日本の食品ロスがなんとかならないかな?と思っているの。」とお声を掛けていただきました。「う~ん。難しい問題ですね。次回のテーマにしましょう。」と返事をしました。また皆でワイワイガヤガヤと活発な意見交換ができればと思っています。
マスク着用で熱唱!(カラオケクラブ)
2021-05-24
こんにちは。支援員の星野です。本日はきよすみ荘のカラオケクラブ紹介です。コロナ禍での感染予防対策として、広い集会室に5名程度の参加でソーシャルディスタンスを保っています。入荘者様自ら1曲唄うごとに手指消毒を行い、マイクのアルコール消毒もしています。「唄いづらいけど今は我慢だ!」おっしゃり、なんと!マスク着用で唄っています。1年前までは考えられなかった光景ですね。入荘者様はコロナウイルス終息のために、日々工夫と努力をされています。人気の男性歌手はやはり北島三郎ですね。「終着駅は始発駅」「竹」「川」など隠れた名曲を披露して下さっています。三山ひろし、山川豊、フランク永井、大川栄策(さざんかの宿)もよく唄われています。女性歌手では川中美幸、田川寿美、島倉千代子、五月みどりなどが人気ですね。過去にのど自慢大会で優勝した経験のある女性入荘者様は美空ひばりの「柔(やわら)」「悲しい酒」を披露して下さり拍手大喝采でした。聴いていて本当にしびれました!
2月2日(なんと124年ぶり!)に行われた節分大会。
2021-02-13
節分大会が2月3日ではなく2月2日だったのは、なんと124年ぶりです!
入荘者様の誰一人として生まれていない明治30年以来です。
コロナ鬼を退治せよ!の号令がかかると、入荘者様は一斉に豆をまき、見事にコロナ鬼退治に成功!
実は、コロナ鬼に豆をぶつけてケガをさせてはいけないという、入荘者様の心温かいご配慮により、
豆ではなくティッシュペーパーを丸めて色彩鮮やかなテープ巻いたものを用意して下さったんですよ!