ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日
発達障害について
朝晩は大分涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、"発達障害と特性と対応” 愛知県心身障害者コロニー中央病院 児童精神科 あいち発達障害者支援センター 副センター長 吉川徹先生の研修を受けて参りました。発達障害とは大きく、自閉症、注意欠如・多動症、学習障害の3つのグループに分けられます。ほかにもチック、吃音、言語症などもあります。生まれつき、ものの見方、感じ方、考え方についての生まれつきの偏りがあり、おそらく脳の中での情報処理が、多数派の人たちと異なっていると考えられています。日本では自閉スペクトラム症(ASD)の児童が約2%、注意欠如・多動症(ADHD)の児童が約3%から5%いると言われています。その症状も人それぞれで特性にそった支援が必要です。援助の基本としては療育=治療+教育になりますが、力を伸ばしていくこと、できることを増やしていくことが大切です。特性にあわせた相談支援を行ってまいります。皆様、風邪などひかれませぬようご自愛下さいませ。
研修を受けて・・・
朝晩は大分涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日ですが、愛知県相談支援従事者研修「地域生活のすすめ」という研修を受けてまいりました。障害者の方が入所施設ではなく、住みなれた地域で暮らすことを支援するにはどうしていったらよいのかという内容でした。入所施設の利用者数は障害者自立支援法前から着実に減少し、ケアホーム・グループホーム利用者は増加しています。名古屋市でも施設入所者の地域生活への移行という目標をたて、第4期計画(平成27年度~29年度)では累計180人の地域移行者数、平成29年度末時点の施設入所者数を1118人としております。主な対応しては福祉施設関係者等に対する地域生活移行促進のための働きかけの実施、グループホームの一層の設置促進、地域生活の体験やそのための訓練を行う事業の実施、障害者基幹相談支援センターによる施設入所者の地域生活への移行に向けた普及啓発や一般相談支援事業所に対する助言等の実施としております。相談支援専門員としてサービス等利用計画を作成する役目があり、その人自身の生き方、生活を一緒に考え、「現在の困りごと」だけでなく、将来どのような生活をしていきたいかを等を視野に入れた「将来計画」を作成するよう努めてまいります。
皆様、風邪などひかれませぬようご自愛下さいませ。