ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日
研修参加
6月21日にソーネ大曽根で薬の基本についての研修に参加して参りました。抗精神病薬についてが主で統合失調症に使用されます。統合失調症とは罹患率0.7%で多くは15~30歳に発症する病気です。特徴的症状は陽性症状は幻覚・妄想・興奮・連合弛緩。陰性症状は無為・自閉・感情の平板化があります。幻覚とは存在しないこと、妄想とは現実とは異なったありえない内容で、確信を伴い、訂正不能なもの。連合弛緩はまとまらない発言、思考と思考が適切に繋がらず混乱が生じる。連合弛緩がある患者では、行動もまとまらないことが多い。統合失調症治療の歴史は古代では鎖で拘束、鍼灸などでした。近代では温浴療法、催眠療法、マッサージがあり、1950年代から薬物療法が始まりました。統合失調症は慢性疾患で抗精神病薬を服薬し症状がなくなっても服薬の継続が必要です。高血圧や糖尿病も薬を服薬し血糖や血圧が下がっても服薬は継続しなくていけないのと同様です。薬物療法を中断すると1年間で78%、2年間で96%が再発します。薬を使用するリスクもあります。眠気、ふらつき、過鎮静、歩行障害、嚥下障害、振戦など副作用が出やすい。死亡率、転倒、骨折などのリスクが高まります。薬は皆さん身近な存在でありますが、使い方によっては体に悪い影響も起こす可能性があります。服薬方法の基本を学びしっかり支援が出来るよう努めていきます。 桐岡
保護者会
キングス
門出
3月に入り暖かい日も多くなってきておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。学生は卒業の時期となり高校生は進路も決まり新たな生活が始まろうとしてます。3月31日までは放課後等デイサービスを利用される方、慣れるために就労継続支援事業所に通われる方等、今までとは違う生活環境になると思いますが、引き続き相談や見守り等を続けさせて頂きますのでご安心ください。他事業所に移行される方もおみえになりますが引き続き相談は受けて参りますのでご安心下さい。多機能型生活介護かくれんぼに通所が決まり計画相談を受ける方につきましては親切丁寧にサービス利用計画作成に取り組みますので宜しくお願い致します。平成30年からは障害者総合支援法も改正になり、より一層相談支援専門員も質の良いサービスが求められます。今後とも宜しくお願い致します。 二村
報酬改定に伴う改正内容
3月も間近にせまり暖かい日も多くなってきておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は平成30年度障害福祉サービス等報酬改正における主な改正内容を簡単に述べたいと思います。柱としては、①障害者の重度化・高齢化への対応、医療的ケア児への支援や就労支援サービスの質の向上などの課題に対応②改正障害者総合支援法等により創設された新サービスの報酬・基準を設定③平成30年度障害福祉サービス等報酬改定の改定率:+0.47%となっております。内容としては障害者の重度化・高齢化を踏まえた、地域移行・地域生活の支援、医療的ケア児への対応等、精神障害者の地域移行の推進、就労系のサービスにおける工賃・賃金の向上、一般就労への移行推進、障害福祉サービスの持続可能の確保があげられております。相談支援事業所としては全ての内容に携わってきますが、計画相談支援においても改正があり、モニタリング実施標準機間の見直しが行われ、状態の変わりやすい居宅介護利用者が6月から3月となりモニタリング頻度を高めることになりました。相談支援専門員1人あたりの標準担当件数も設定されサービスの質の標準化を図る観点から、1人あたりの相談支援専門員が担当する一月の標準担当件数を35件と設定されました。計画相談支援の基本報酬も見直しされております。皆様がよりよい生活が送れるよう一緒になって考えていきたいと思っておりますので今後とも宜しくお願い致します。 桐岡