ブログ 「 名古屋市西区北部いきいき支援センター 」からのお知らせ
認知症初期集中支援チームの南北合同交流会
H30.8.9 14時~15時 名鉄病院にて、認知症初期集中支援チームの南北合同交流会がありました。
年に1回行っており、今回が3回目となります。
今回は、『1年間の初期集中支援対象者の傾向について』、『地域との連携した、成功事例・困難事例について』を
テーマに話し合いました。
チーム員だけでは解決できない問題がある場合が多く、対象者にかかわる、地域住民や民生委員、ケアマネ等、
関係機関の方と信頼関係を作って連携していくことがとても重要だと感じています。
お互い支えあって認知症になっても安心して過ごせる地域づくりをめざして、みんなで協力していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
訪問で"ほっとしたこと”
『濁流からの救出』
非力ながらこの私が救出いたしました。
いつも明るく楽しいC子さん85歳。
大病での手術も一度や二度ではありません。
後遺症で満身創痍の状態ですが、気丈にお一人暮らしをなさっています。
決して弱音は吐きません。
明るくユーモアたっぷりの話しぶりがとても魅力的です。
そんなC子さんに危機が訪れました。
ベッドに横たわって青白い顔。
ハァハァと呼吸が浅く苦しそうでぐったり。
家事も出来ておらず室内は散らかっています。
「もうダメだ。私死ぬかも知れん」と初めて聞く嘆き節。
これは一大事。ゆっくりお話を聞いていきました。
「ハァハァ・・・あんまり・・・胸焼けが・・・続くもんだで・・・
昨日・・・先生に・・・診てもらったんだわ・・・ハァハァ」
そう。それで?
「胃が濁流になっとるって!」
我慢が切れ、クシャクシャな泣き顔になってかなりの取り乱し様。
はい、ここで一瞬の作戦タイム。
濁流からの救出開始です。
「ふーん、大変だね。胃が濁流なんて珍しい病気だね。
似たような名前の病気で“逆、流、性ナンチャラ”というのがあるけど、
それは胃薬程度で治まるらしいよ。
お薬見せてね。
どれどれ・・・、おや?これは只の胃薬だねぇ。
ひょっとして先生の言葉を聞き間違えた?
“逆、流、性、食道炎”とか何とか言われたんじゃない?
だってお薬がそういう薬だもん」
「へっ??」とC子さん。
かくして救出は大成功を収め、元の明るいC子さんが帰ってきました。
任務完了。達成感あり。
「もーーっ、ヤダーー!!」とバシバシ叩かれながら。
『残暑お見舞い申し上げます』
皆様、お健やかにこの夏をお過ごしください。
最高気温のニュースが飛び交う昨今ですが、
心は涼やかにありたいものですね。
最近では日傘を差して歩かれる男性をお見掛けします。
女性用のよくある小さいタイプではなく、
大ぶりでしっかりした印象の物です。
暑さ対策にもファッションを取り入れて、
なかなか良いものですね。
男性と日傘。
合わないと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、
雨の日の雨傘と同じ雰囲気で、何の違和感もありません。
街中にしっくり馴染んで見えます。
もっと早くに流行していてもよかったのに。
その日の洋服に合わせて日傘でお洒落する男性は増えるように思います。
ファッションに限らず、暑さを楽しむ発想は素敵ですね。
さて、私も・・・。
『夏休み』
蝉時雨の歩道を、小学生のグループが歩いて行きます。
高学年らしき女の子が、街路樹の日陰でみんなを止めて
「お茶飲もうね」と促す言葉。
頼りになるお姉さんですね。
「お出掛け?」と声を掛けてみました。
「ピクニック」とニコニコ。
まあ、こんな炎天下にピクニックとは。
そう思ってよくお話を聞いてみると、本当に楽しいことでした。
そのグループはいつも一緒に通学している仲間たち。
夏休みに入ったので通学はしばらくお休みです。
だから今日の行き先はスーパーマーケット。
みんなで相談して決めたそうです。
服装や持ち物についてもしっかり相談。
スーパーマーケットではお菓子を買うのだそうです。
そのお菓子を持って公園へ移動。
木陰でシートを敷いてお菓子を食べるのが「ピクニック」ですって。
楽しそう。
「気を付けてね」と別れるとき、少し離れたところで佇んでいた
自転車の女性が会釈なさいました。
きっと誰かのお母さん。
子どもたち発案の「都会のピクニック」をそっと見守っておられました。