ブログ 「 名古屋市西区北部いきいき支援センター 」からのお知らせ
おれんじドアが1周年を迎えました。
「おれんじドア」は認知症当事者による認知症相談窓口として仙台で丹野智文さんが開催しました。
認知症当事者同士が話をする機会が少ない中、こうした場は当事者同士でしかわからない悩みや日常生活の情報交換ができる貴重な出会いの場となっております。
山田さんもおれんじドアに参加されたことをきっかけに、こうした場の提供の必要性を感じ、西区の認知症専門部会の事業としておれんじドアを開催してから1周年を迎えました。
おれんじドアには当事者、家族、医療、福祉関係の方、メディアの方など多くの方がお越しくださり、それぞれの思いの中で様々な気づきや癒しの場となってます。
個別相談のブースも設けておりますので、認知症の診断を受けた方やそのご家族の方は悩みや不安を抱え込まずお気軽にご参加ください。
天神山福祉会館で認知症予防教室を行いました
みなさんこんにちは。毎日蒸し暑い日が続きますね。
先日6月20日、21日、6月26日と天神山福祉会館で認知症予防教室を行いました。
教室では講話を通して一緒に認知症と予防について考えを深めました。
また、ビデオを見ながら自助力音頭を踊り、冊子を用いてこれからしたいこと発表し合い新たな情報共有を行いました。
認知症予防は特別な事をあえて行うわけではないです。
日常生活のできる範囲で食事に気を付けたり、他者との関係を良好に保つことから始まります。
今もブログに目を通し新しい情報を得ようとしていただいている。
この事もまさに予防のひとつですね。
これを機会に皆様も少しだけ生活の中で認知症予防について考えてみませんか。
西区通所サービス事業所連絡会に参加させていただきました
西区通所サービス事業所連絡会にオブザーバー参加してきました。
西区の認知症に対する取り組みを皆で学習した他「認知症をお持ちのご利用者様また介護者であるご家族様に対してデイ側はどのように向き合っていったらよいか」をテーマに皆様でグループワーク形式にてディスカッション。それぞれのデイの実践の様子、デイ職員さんの思いやそれぞれの考え方等、活発に意見を出し合っておられました。
普段は競争相手でもあるためにそれぞれのデイ同士横のつながり、関わりは少ない中ではあると存じますが、同じ通所系サービスに携わる援助者の「同志」として他事業所という垣根を越えた一つの連帯感というものを今回のグループワークでは強く感じたような気がします。
6月16日、おたいカフェにおじゃましてきました!
6月16日(土)に名古屋市西区にある住宅型有料老人ホーム 「おたいの家」で行われている「おたいカフェ」に参加してきました。
イベント内容として今回のテーマは「終活」。リヴィング・ウィル を活用したお話でした。
自身の終末を考えると、とても一日では考えがまとまりませんね。
皆さんも自分だけのエンディング・ストーリーを考える有意義な時間をもたれてみてはいかがでしょうか。
おたいカフェでは100円でサイフォン式コーヒーやおいしいお菓子の提供がされています。
ぜひお近くの方は足を運んでみてください。地域の方との交流は、新たな気づきを得られるかもしれません。
山田図書館で認サポ開催させていただきました
山田図書館で職員の方対象に、認知症サポーター養成講座を行いました。
今回は、若年性認知症であり、活動中の山田真由美さんと認知症相談支援センターの鬼頭さんにもご協力いただきました。認知症と分かったときの気持ち、同じ病気の方と情報交換できた喜び、実際どういったことが困難かを実演され、周囲の人に話した時のみんなが手伝ってくれとても楽になったこと、自分もサポーターとしてできることをしようと活動していること等話され、とても心に響きました。「サポーターのしるしであるオレンジリングをみて、『この人なら助けてくれるからお願いしよう』と思う」とも話され、オレンジリングの重要性にも気づきました。参加者から「山田さんの前向きな生き方や発信しようという活力を見習いたい」「やさしい気持ちをもって気づいてあげられるようになりたい」「認知症についてもっと理解していきたい」等と多くの感想が寄せられました。
心動かされる、気持ちが明るくなった素敵な講座になりました。