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ブログ 「 名古屋市西区北部いきいき支援センター 」からのお知らせ

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おれんじドア も~やっこなごやを開催しました。

2018-07-21

当日は炎天下の中、当事者であるご本人2名、ご家族4名が参加してくださいました。

 

ご本人席では「今やらないといけないことは、今やらないといけないと思う」という発言があり、認知症で忘れてしまうことは仕方ないけれど、前向きに生活をしていこうというお話をされておりました。

 

ご家族席では「認知症の方を介護されている家族同士で話すことで、はじめは認知症に対して金平糖の様にトゲトゲしていた気持ちが丸く優しくなっていった。参加して良かった」とおれんじドアの活動について感想を言っていただけました。

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★『おれんじドア も~やっこなごや』は若年性認知症当事者の山田真由美さんが開く当事者による当事者のための相談窓口です。「おれんじドア」は仙台で丹野智文さんが始められた認知症当事者による認知症相談窓口で、当事者以外は相談の場に入らず、当事者同士でしかわからない悩みを話したり、当事者同士の出会いを通して、次に踏み出す一歩を後押ししてくれる相談窓口です。西区らしさということで西区の区政運営で使われるキーワード「も~やっこ」(分かち合うという意味)を使い、「おれんじドア も~やっこなごや」という名前で始めました。

☆認知症当事者同士で話をしたい方(若年性認知症に限りません)

☆ご家族同士で話がしたい方・相談をしたい方

☆認知症の診断を受けたがこの後どうしたらいいのか迷っている方

☆認知症の診断をまだ受けていないが、物忘れに悩んでいる方

☆見学したいケアマネジャーさんなど専門職の方 など、お気軽にご参加ください。

 

日時 次回開催日は818日(土)1330から1530まで

場所 名古屋市西区役所4階多目的室(当日は案内の人が役所前に立っています)

『聞いてみて初めて分かったお話』

2018-07-20

その方はお一人暮らしの女性です。

熱中症が怖いからと常に手元にマグカップを置いて小まめにお茶を含む習慣を身に付けておられました。

「だって、家の中で倒れたら誰にも助けて貰えんでしょう。一人暮らしだもん」と仰っています。

 

夏のある日のこと、どうも足が痺れるように感じたそうです。

目まいや気分の悪さなど他の症状はありません。

おかしいな。あ、そうだ。熱中症の始まりかも知れない。

テレビが言ってた。熱中症になると手足が痺れるって。

 

そう気が付いてすぐにお茶を飲まれました。

ところが一向に回復しません。

 

おやおや、どういうことだろう。

あ、もしかして。

 

思い当たることがありました。

持病の糖尿病。

すぐに血糖値を計ると、低血糖になっていました。

 

糖分補給で事なきを得たそうです。

 

時節柄、熱中症に気を取られていて持病への関心が薄くなっていたのですね、と反省の弁。

 

ご自身の持病をよく理解され、生活習慣を律し、気丈にお一人暮らしを続けておられる素敵な女性のお話でした。

 

 

『花の命は・・・』

2018-07-19

当いきいき支援センターの前にプランターの草花を置いてみました。

1,2,3・・・全部で6つ。

道路を通って行かれる方が「きれいね」と声を掛けてくださり、そこで会話が生まれました。

春から梅雨が明ける頃まで、花は毎日毎日その可憐さで人々を楽しませ人々の交わりに一役買ってくれました。

季節が移り草花は休息に。

最後の花を切り花にし、今度は夏の花の登場です。

数ある内から「ベゴニア」を選び、暑さの中できれいに咲けよと世話をしていたのですが・・・。

何ということでしょう。

日に日に痩せて花が小さくなっていくではありませんか。

暑さに負けたらしいと知って、思わず「ベゴニアなのに?」と驚きが口を突いてしまいました。

暑さに強いイコール直射日光に強いということではないのですね。

迂闊さを反省してもベゴニアは元に戻りません。

ベゴニアさん、本当にごめんなさい。

認知症サポーター養成講座を行いました。

2018-07-18

認知症サポーター養成講座を西区北部いきいき支援センターの研修室で行いました。皆さん熱心に講座を受けてくださりました。

認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族をあたたかく見守り、応援する人のことを言い、養成講座を受けていただいた方が対象となります。

講座終了後にはオレンジ色のリングをお渡ししておりますので、町でオレンジ色のリングを付けている方は認知症サポーターさんだと一目でわかるようになっています。

認知症サポーターの活動として例えば

 ・友人や家族に認知症に関する知識を伝える

 ・地域や職場等で、できる範囲で手助けをする 

 ・地域の中で認知症の人の見守りに協力する。 等活動内容に決まりはなく、

ちょっとした気遣いや見守りが地域の中で大きな支えとなっていきます。

 

次回の認知症サポーター養成講座は1121日に行います。

また、出張講座も行っているのでご興味のある方はお気軽にお声掛けください。

『熱中症』

2018-07-18
 

地域の皆様に「熱中症」についてお話する機会がよくあります。

皆様から健康について何かお話をとご用命頂きますが、この時期何を置いても

テーマは最重要課題「熱中症」です。

 

昨日も今日もテレビのニュースで熱中症による死者について報道されました。

「熱中症予防」についても知らない人が無いくらい連日報道が繰り返されていますが、人はなぜ「熱中症」に陥ってしまうのでしょうか。

「熱中症」は致し方なく得てしまう病気ではありません。

気を付ければ100%防ぐことが出来るのです。

にもかかわらず、人はなぜ「熱中症」で命を落としてしまうのでしょうか。

 

理由のひとつに「分かっているようで本当には分かっておらず自身の暮らしと結び付けにくい」ことが挙げられます。

私はこのようにお話しています。

・汗をかいてから美味しくお水を飲んでいては遅いのですよ。

汗をかく前にあらかじめ水分補給をしましょう。

・ビールは「液体」ですが「水分」ではありませんよ。

ビールは水分を体外に出す働きをします。

・始めたら終わりの無いのが家事。ひと区切りついてからお茶を飲もうと思わず、まず飲む、合間に飲む、小まめに飲むを実践してください。

・飲まずに活動を続けると脱水状態が進み「後で飲もう」と思っていた自身の判断が鈍ってしまい飲めません。

 

どうか皆様、他人事と思わず折角の知識をご自身の命のために役立ててくださ

いますように。

 

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