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ブログ 「 名古屋市西区北部いきいき支援センター 」からのお知らせ

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『強者(つわもの)』

2018-08-14

いきいき支援センターの勤務を終えての帰り道、

スーパーマーケットに立ち寄ることがあります。

電車通勤で少々時間が掛かるので、

トイレットペーパーなど嵩張るものや冷凍食品は買えませんが

いつも背負っているリュック型バッグに入る程度の食品を買います。

その日もふら~っと立ち寄りました。

 

すると、あらまあ、懐かしいRさんが。

Rさんにお目に掛かるのは2年振りくらい。

モモやブドウの産地、山梨県出身の彼女は果物が大好き。

どれにしようかな~と果物コーナーで思案中。

 

Rさん、お久し振り。お元気そうですね」と声を掛けました。

お顔を上げた彼女はパーッと笑顔を輝かせ、以前と同じ元気さで

「ま、誰かと思ったら珍しい。お元気そうね。ここで買ってるの?」

それをきっかけにお喋りは尽きません。

 

皆さんのお邪魔にならない場所に移動して旧交を温めました。

「お子さん大きくなった?」「お仕事この辺りだった?」「痩せたんじゃない?」

なーんてRさんがいろいろ仰るものだから、ついつい興が乗って20分もお喋りしてしまいました。

 

気が付いて「Rさんごめんなさい。貴重なお時間をお邪魔してしまったわ。

またゆっくりお会いしたいわね」と告げるとRさん、「どこでぇ?」

え?と思って「K町で・・・」

K町か。K町のどこでぇ?」

「お、お習字の・・・T先生の教室で」

T先生?なーんだ、あんたも習っとったのか」

 

そして首を捻りながら「ちーっとも思い出せん。アッハッハ。誰だった?」

ですって。

『頼もしきかな』

2018-08-10

いきいき支援センターには自転車が数台あります。

地域に出て行くときは、小回りの利く自転車が便利。

活動には無くてはならないアイテムです。

ご近所の自転車屋さんでまとめて買いました。

 

今日も職員がそれぞれ自転車に跨って颯爽とお出掛け。

ある者は区役所へ。

またある者はお宅訪問。

保健センターや病院へ出向く者もいます。

 

自転車屋さんの奥さん、ご高齢です。

何せご近所ですからよくお会いします。

「自転車の調子はどうですか?」

「あの色でよかったかな」

と、いつも愛情たっぷりに仰います。

 

「自転車のタイヤは時々空気を入れてやってね」

「空気が減ると走りにくいでね」

 

そしてそして

「いつでも来て下さいね。」

「私がプシュッと入れてあげますでね」

 

奥さん、エアーコンプレッサーの空気入れでプシュッと充填1秒。

カッコよくて頼もしいプロのお仕事ぶりです。

 

認知症初期集中支援チームの南北合同交流会

2018-08-09

H30.8.9 14時~15時 名鉄病院にて、認知症初期集中支援チームの南北合同交流会がありました。

年に1回行っており、今回が3回目となります。

今回は、『1年間の初期集中支援対象者の傾向について』、『地域との連携した、成功事例・困難事例について』を

テーマに話し合いました。

チーム員だけでは解決できない問題がある場合が多く、対象者にかかわる、地域住民や民生委員、ケアマネ等、

関係機関の方と信頼関係を作って連携していくことがとても重要だと感じています。

お互い支えあって認知症になっても安心して過ごせる地域づくりをめざして、みんなで協力していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。  

訪問で"ほっとしたこと”

2018-08-09

高齢者見守り支援員 鈴木美智代 H30.8.9
 
71歳の男性。独居で毎月訪問しているが時間帯が合わない為かお会いできない。
いつも自宅の様子のみ確認して、いきいき支援センターに戻っていた。
本日もTVの音の確認とポストの様子など伺いいつもと同じと考えていた所
お隣の家の方が外で洗濯をしているのに気がつき、勇気を出して声を掛けさせていただいた。
お元気であること、「町で会ったら挨拶するよ」と笑顔で教えていただき、
「いつもご苦労様」とねぎらいの言葉まで掛けていだきました。

私たちはほっとしてお礼の言葉を述べました。

同時にご近所の力をしっかり実感した訪問でした。
ありがとうございます。

『濁流からの救出』

2018-08-13
 

非力ながらこの私が救出いたしました。

いつも明るく楽しいC子さん85歳。

大病での手術も一度や二度ではありません。

後遺症で満身創痍の状態ですが、気丈にお一人暮らしをなさっています。

決して弱音は吐きません。

明るくユーモアたっぷりの話しぶりがとても魅力的です。

そんなC子さんに危機が訪れました。

ベッドに横たわって青白い顔。

ハァハァと呼吸が浅く苦しそうでぐったり。

家事も出来ておらず室内は散らかっています。

「もうダメだ。私死ぬかも知れん」と初めて聞く嘆き節。

これは一大事。ゆっくりお話を聞いていきました。

「ハァハァ・・・あんまり・・・胸焼けが・・・続くもんだで・・・

昨日・・・先生に・・・診てもらったんだわ・・・ハァハァ」

そう。それで?

「胃が濁流になっとるって!」

我慢が切れ、クシャクシャな泣き顔になってかなりの取り乱し様。

はい、ここで一瞬の作戦タイム。

濁流からの救出開始です。

「ふーん、大変だね。胃が濁流なんて珍しい病気だね。

似たような名前の病気で“逆、流、性ナンチャラ”というのがあるけど、

それは胃薬程度で治まるらしいよ。

お薬見せてね。

どれどれ・・・、おや?これは只の胃薬だねぇ。

ひょっとして先生の言葉を聞き間違えた?

“逆、流、性、食道炎”とか何とか言われたんじゃない?

だってお薬がそういう薬だもん」

「へっ??」とC子さん。

かくして救出は大成功を収め、元の明るいC子さんが帰ってきました。

任務完了。達成感あり。

「もーーっ、ヤダーー!!」とバシバシ叩かれながら。

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