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ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日

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障害児相談支援事業所の業務について

2022-08-15


児童発達支援や放課後等デイサ-ビスを含む福祉サービスを利用するにあたり、お子様にとってどのようなサ-ビスを、どのように組み合わせて利用するのが望ましいかを考え、サ-ビス利用計画を立案しています。

相談支援事業所かくれんぼと契約後に利用となります。

3か月~半年ごとに、お子様と保護者の方と直接面談をおこない、お子様の療育に合ったサービス利用計画の見直しもおこないます。

定期的に事業所、保護者の方を含め支援者会議も開催し、支援について情報共有を図っています。


児童発達支援

発達に遅れのある未就学のお子様が、日常生活に必要な動作を身に付けたり、集団適応力などを養ったりするために、指定事業所に通います。


指定事業所って?

児童福祉法に基づき名古屋市から指定を受けた事業所です。

市内各所に在り、発達に遅れの有るお子様の支援をおこなっている事業所です。

 支援の具体的な内容は事業所によって特色が異なり、お子様に合った事業所を選んで契約・利用をすることができます。


  児童発達支援の目的

 乳幼児期は、お子様の成長が著しい時期です。

お子様にとって、人間形成の基礎を培う、とても重要な時期です。

発達の遅れの有無に関わらず、周囲の方との信頼関係や適切な環境・活動を通じて、こころとからだが健全に発達していくよう支援をおこないます。

 児童発達支援は、お子様の発達の過程や特性などに応じて、個別や集団での活動を通して発達上の課題を達成できるよう、支援をおこなっています。


※未就学児及び、義務教育終了後就学していない18歳未満のお子様が対象です。

※児童発達支援は、指定事業所の他に地域療育センタ-・児童発達支援センタ-でもおこなっていますが、指定事業所とはご利用のながれが異なります。

※1日に利用できる児童発達支援事業所は、1か所のみです。


かくれんぼでも数名の未就学児の支援をおこなっていますが、児童発達支援事業所に通う事で今迄、出来なかった事ができるようになったり、コミュニケ-ション能力の向上がみられるなど成果が顕著に表れるお子様等とも関りが持て、成長過程を目にする事ができる事を楽しみに関わっています。 

                                                   

お子様の将来と夢ある計画作成に日々、励んでいます。

夏休みを迎えるにあたり相談支援専門員の心配事

2022-07-19
子どもの支援の中で増えつつある✚ゲーム障害とは?

前々回、紹介した障害児相談支援の中で、最近特に増えつつあるゲーム障害について紹介させて頂きます。
WHO(世界保健機構)は2019年5月「ゲーム障害」を精神疾患として位置づけ、国際疾病分類改訂版(ICD-11)に加えました。
「ゲーム障害」とは、簡単に言うと、ゲームに熱中しゲームをする時間などをコントロールできなくなり日常生活に支障が出る状態、いわゆる「ゲーム依存症」の状態になる事です。
スマートフォン(以下スマホ)は現在生活に欠かせないツールとなり、ゲームは年齢を問わず熱中される方が多いと思います。
またYouTubeなどの動画サイトを延々と視聴したり、LINEやインスタグラムなどのSNS上で、友達の反応が気になって頻繁にSNSを確認するために、スマホから離れられなくなる場合もあります。

 熱中しすぎると、以下のような様々な問題を起こす事があります

※身体面に与える影響
 視力低下や運動不足による体力低下、栄養不足による骨密度低下など
※精神面へ与える影響
 集中力、やる気の減退、睡眠障害、イライラ感など
※家庭内暴力・暴言などの家庭内不和、課金による経済面への影響

✚ゲームにのめり込む原因は?
・家庭や学校での人間関係にストレスを感じそのストレスから逃れるために使用を重ねてしまう。
・対人関係を築くのが苦手で、実生活では自分に自信が持てない場合、ゲームのような仮想の世界で活躍することで仲間に認められると、自己肯定感を感じやすくなる。
・他の仲間と協力してゲームを進めるため、途中でやめにくい。
・発達障害(自閉症スペクトラム障害や注意欠陥・多動性障害など)がある場合、場の空気を読むことや人との関係を上手に持つことが苦手なため、会話をせずに直接コミュニケーションがとれるゲームにはまりやすい傾向がある。
また注意欠陥・多動性障害(ADHD)により、特定の物事に集中したり、こだわったりする子どもとネット・ゲームとの上手な付き合い方について話をするにあたり、家族・相談支援専門員は次の事に気を付けています。

※子どもとゲームやスマホの話をする前に…
①ネット・ゲームについて理解を深めましょう
 話し合うために、子どもが使用しているゲームについて学習しておくことは重要です。
用語、仕組み。ゲームの内容やサービスの種類、その面白さについて関心を持ってください。
関心を持つことで子どもが「わかってもらえるかも」と感じ、話し合いのきっかけになる事があります。

②「私は…」で始まる「Iメッセージで話しましょう」      「あなたは〇〇だ」という伝え方は無意識のうちに子どもを責める口調になりがちです。
「私はあなたを心配している」など、「私」から始まる言葉で話すと、口調が柔らかくなります。

③「できていること」などのプラスの面にも目を向ける
 ゲームをめぐって家族関係が悪くなると、どうしても「できないこと」など悪い事ばかりに目が向いてしまいます。
「起床は遅いが学校は行けている」など、出来ている部分には目を向けてみましょう。
また子どもが出来ている事には「よく頑張っているね」「ありがとう」などの声掛けをしてみてください。
そうすることで、子どもの自己肯定感を高める一助や「いつも見守っている」というメッセージにもなります。

④勝手にインターネット回線を切ったり、ゲームを取り上げるのは逆効果
 子どもにゲームをやめるよう伝えても、なかなか言うことをきかないため、つい感情的になり、インターネット回線を本人の合意・納得無く切ってしまうと、本人が怒ったり、暴力に発展することがあります。
一方的に遮断するのではなく話し合い、折り合いをつけましょう。

⑤親自身のゲームやスマホの使用を見直す
 親自身のスマホ・ゲームの使い方を振り返り、子どもとの会話を増やしたり、一緒にテレビを見たりするなど、ゲーム・スマホなしで過ごす時間も大切にしましょう。

⑥仲間を作る
 反抗期の子どもとの対応に難しさを感じている親がストレスを溜めないために、同じ立場の家族の体験談を聞くことは、気持ちを整理する助けになります。
また、あなたの何気ない体験談が他の家族の助けになる事もあります。

相談支援専門員としてかかわる事例の中で、ゲームに夢中になり、夜遅くまでゲームに夢中となり、就寝時間も短くなり、朝起きれず学校に登校できない。休みがちになり授業についていく事ができず友達との学力差が出始めることから不登校になってしまう児童も見て来ました。
 家族・担任・スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラー・相談支援専門員が連携をとりながら児童がゲームにのめり込まない様に指導・支援をしていければと考えています。

相談支援事業所かくれんぼに利用者と盲導犬が来所してくれました。

2022-07-01
 6月29日にN様が盲導犬(ダスティン)と来所してくれました。
目的は当法人に有る、養成講座の受講者に対し、障害の理解という項目が有り、障害に対し理解を深め今後に繋げるという内容の為、当事者が生徒の前で困った事や視覚障害に対する理解と対応方法についてお話しして頂けました。
内容については分かり易くクイズも含め講義して頂きました。
ご本人は名古屋市総合リハビリテーションセンターにて機能訓練(視覚障害)の訓練を受け自立した生活を送れるようになってきました。
 また、休日を利用して楽送会(庄内緑地公園)でマラソンの練習をしたり、北スポーツセンターにトレーニングに行ったりと活動家です。
12月第2週に予定されているホノルルマラソンにも参加を予定してみえます。
 当法人もN様の益々の活躍と困った時に少しでもお役に立てるように今後も支えていきたいと思っています。

障害児相談支援事業所の役割

2022-06-14
 障害児通所支援を利用するために必要な障害児利用計画の作成を行っています。
障害支援の業務における専門的な知識を持つ相談支援専門員が、障害児が適切な支援を受ける事ができるように計画案・計画作成、各機関との調整を行います。
計画の作成にあたっては、お子さまの日常生活全般の評価を通じて、解決すべき課題の把握を行うためにご自宅を訪問して面接を行います。
また、学校、療育センター児童相談所と連携を取りサービス利用に繋げていきます。

 サービス開始後、定期的にご自宅を訪問し、モニタリングを行い実施状況の把握も行います。
適切なサービスを提供し続けるため、解決すべき課題の変化に留意し、ご家族やお子さま及び指定放課後等デイサービス事業所等との連絡を継続的におこないます。
進路の選択についてもお子さま、進路指導教諭、担任、保護者を交え行います。
中学、高校の進路選択の際には、学校で教育相談も行います。
教育相談では、お子さまの障害の種類や程度を考慮し、本人及び保護者の意向尊重しながら、どのような学びの場でどのような教育を受けることが適切で有るかを検討し、進路を決定していきます。

 また、緊急時に備え、短期入所の利用を促し定期利用を行っていただき、支援者にお子さまの障害特性も理解してもらい備えるようにしています。

 お子さまの成長に合わせた療育、支援についてご家族からの相談を受けて日々、対応しています。

ヘルプマークとヘルプカード

2022-06-08
ヘルプマーク
見かけたらどう対処して良いか分からない方の為に知って欲しい事を記載させて頂きます。
ヘルプカードは、内部障害や難病の方を始め、援助や配慮を必要としている事が外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるように作成されたマークです。

このマークを見かけたら、
・電車内で席を譲る
・困っているようであれば声をかける
等、思いやりのある行動を取れるように配慮します。

ヘルプカード   
ヘルプカードは、外見からは分かりにくい障害・疾患のある方や、コミュニケーションをとることが困難な障害のある方等が、周囲にご自身の障害・疾患への理解や必要な支援を求めることが出来る様、障害特性や希望する支援内容を記入し、財布や手帳等に入れて携帯して頂くものです。
また、透明のケースに入れて首からぶら下げたり、鞄につけて頂く事も出来るものです。


最近では、配布も進み街中でよく鞄に付けられている方も見かけるようになり、対応方法も把握していく必要が出てきました。
知らないから見て見ぬふりをするのではなく知る事の必要性も問われることとなります。
ヘルプマーク、ヘルプカードをお持ちの方が困っているところを見かけたら「お手伝いしましょうか?」と声をかけたうえで、ヘルプカードに記載された内容について支援や配慮を行える様に心がけていければと配慮していきます。
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