ブログ 「 相談支援事業所かくれんぼ 」の毎日
年始のご挨拶
年末のご挨拶
障害者週間

スポーツの秋

紅葉日々に増す十月。お元気でお過ごしですか。ラグビーワールドカップは日本代表の活躍もあり盛り上がっていますね。残念ながら準決勝で敗れ、ベスト8には進出出来ませんでしたが、たくさんの感動をもらいました。この盛り上がりが一過性のもので終わらないように色々な取り組みが必要かもしれませんね。来年には東京オリンピックもあります。オリンピックでは15人制ではなく、7人制で行われます。今回のワールドカップ代表のメンバーからも選出される可能性もあり、また盛り上がりそうですね。また、今回ワールドカップの開催と同時期に車椅子ラグビーワールドチャレンジ2019が東京で開催されていたことはご存知でしょうか。世界8ケ国が参加し、日本も参加していました。日本代表は2018年の世界選手権で優勝し、今回も優勝候補の一角でした。結果は3位に終わりましたが、東京パラリンピックでの優勝に向けて頑張って欲しいですね。ちなみに車いすラグビーのルールは車いす競技の中で唯一、タックルが認められている男女混合の競技で激しいぶつかり合いと緻密な戦術が醍醐味です。バスケットボールと同じ広さのコートで、専用の車いすに乗った選手が4対4で対戦します。専用の丸いボールを運び、車いすの前後4輪のうち、2輪がトライラインを通過するとトライとなります。四肢に障がいのある選手を対象とし、選手ごとに、障がいの程度の重い方から順に0.5点から3.5点まで0.5点刻みで「持ち点」が与えられています。1チームの持ち点の合計は8点以内で編成しなければならず、それぞれの持ち点で攻撃と守備の役割分担が明確になっているため、チームの戦術が見どころです。今回は見る機会がなかったのですが、観戦に行きたいです。私は普段あまり体を動かすことがないですが、スポーツの秋です。なまった体を動かして心身とも健康的なスタイルを心掛けたいです。 好季節となりました。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
消費税

近頃は肌寒さを感じる朝もあり、秋の深まりを実感しております。10月1日より消費税率が10%になります。日本の消費税率は世界的に見て高いのでしょうか、低いのでしょうか。経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、海外34ケ国(付加価値税のない米国を除く)の消費税率は平均19.6%と、日本より高いです。日本は負担する税金の割には一定水準の社会保障を受けられ、「中福祉・低負担」と言われます。ただ、巨額の財政赤字を抱え、膨張する社会保障費のツケを次世代に回し続ける現状はいつまでも続くものではありません。日本は負担を増やすのか、福祉水準を下げるのか、難しい選択を迫られています。高福祉・高負担の代表国とされるスウェーデンの消費税率は25%と高いです。負担が重い半面、大学までの学費が無料など恩恵は大きいです。低福祉・低負担の米国では政府が徴収する消費税がなく、州や市が税率は定めて小売売上税(地方税)を取っています。日本では酒類を除く飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率を今回初めて導入しますが、海外ではOECD加盟国の大半が実施しています。消費税などの税と社会保障費の負担率を比較すると、日本は42.6%(2016年度)で、これまでおおむね右肩上がりに伸びています。スウェーデンでは58.8%(16年)、米国では33.1%です。社会保障を手厚くするのであれば応分の負担が必要との指摘もあります。政府が9月20日に立ち上げた全世代型社会保障検討会議について、さらなる増税か社会保障費の削減か、国民全体を巻き込んだ議論が不可欠だという声をあります。福祉に携わる者として現状より福祉水準を下げることは難しいのではと考えています。そうすると応分の負担・・・、どちらも前途多難です。秋雨の季節、体調を崩されませんようご用心してください。桐岡