ブログ 「 きよすみ荘」の毎日
節分 PART 2
2024-02-10
2月3日の節分会の様子です。

”M”は、赤鬼役の入荘者様の手を引き案内する役でしたが、
当然の事ながら、赤鬼役の入荘者様に手引きされる”M”でした。
やっぱり一番盛り上がるのは、豆まきですね。
「鬼は外 福は内」
と豆をまき、邪気を祓い、一年の幸せを祈りました。
写真につきましては、了承を得て掲載させていただきました。
節分会
2024-02-08
こんにちは。支援員の星野です。先日の2月3日(土)ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」にて恒例の「節分会」を開催致しました。今回は第一部に「思い出のベストテン歌謡祭」の竹田真治さん、第二部に「手品と漫談」の吉田実さんと二人のゲストに来ていただきました。第三部には恒例「豆まき大会」をおこないました。大いに盛り上がったこのイベントの紹介をいたします。
昼食を終えた12時30分に「節分会」は始まりました。第一部の竹田真治さんのステージはとても素晴らしかったです。フォークギターの弾き語りで昭和の名曲10曲を次々に披露。「二人は若い」「東京のバスガール」「愛して愛して愛しちゃったのよ」「銀座カンカン娘」「かえり船」「上を向いて歩こう」「高校三年生」「リンゴの歌」「青い山脈」「ふるさと」を10位から1位までベストテン形式で歌って下さいました。参加者様は歌詞カードを片手に歌ったり、手拍子をしたり、ギターの音色に耳を傾けたりと楽しんでいらっしゃいました。わたくし星野の感想は、竹田さんギターの音がとてもきれいで、変幻自在の歌声は本当にすごいと思いました。特に、女性しか出せないような高音をも駆使しての歌声には心打たれました。
第二部は吉田実さんの手品。年間約50回ほど高齢者施設を中心に腕を披露しているだけあって、とても落ち着いたゆったりしたステージでした。次々に繰り出される手品とおしゃべりに拍手と笑いがおきていました。吉田さんご自身も高齢者と呼ばれる年齢の方でしたが、手品を続けて披露しているお姿はとても若々しく格好いいと思いました。
最後の第三部は恒例「豆まき大会」をおこないました。本物の豆を使うとこれが当たった時にはとっても痛いので、ティッシュペーパーを丸めて青、黄、赤のカラーテープで巻いたものを作成しました。当たっても痛く感じない事が特徴でもあります。今年の鬼役3人は、昨年の夏から年末にきよすみ荘に入荘された3名の男性にお願い致しました。皆さん、「節分会で鬼役をやっていただけませんか?」とお願いした時に快く引き受けて下さった方々です。「鬼は~外、福は~内」の掛け声に合わせて60名の参加者様から次々に豆を撒かれて大変だったと思います。「結構楽しかった!」「豆が当たった分だけ自分の邪気が飛んで行った感じがして良かった!」と仰っていました。3名様とも、入荘してすぐに周りの方々とも打ち解けていらっしゃって、カラオケクラブ、体操クラブ、グランドゴルフクラブにも参加されています。こういった姿勢を我々職員も見習っていく必要があると常々感じています。豆まきが終わると、参加者様は床にまかれたティッシュ豆を拾って、片付けまで手伝って下さいました。ありがとうございました!
職場体験
2024-01-26
入荘者様とのふれあい
支援員の”M”です。
1月23日と24日に中学生さんの職場体験がありました。
4名の女子が、きよすみ荘に来て下さいました。
すっごく可愛い
”M”にもこんな可愛い時期があったのですよ。
老人ホームには、A型 B型があり
きよすみ荘は軽費老人ホームでA型です。
違いは食事の提供があるかないかです。
きよすみ荘は、食事の提供のある老人ホームです。
名前に老人ホームと付いていますが、皆様お元気な方ばかりで、
仕事やジムに出かけられる方がみえます。
と先生になった気分で色々説明しました。
館内見学後、畑にて
園芸クラブの方に教えて頂き、一緒にチューリップの球根を植え
その後
大正琴体験


練習中の雑談で、一人の入荘者様と出身中学が同じということが判明し、
一気に距離が縮まりました。

(星野支援員より)
職場体験で一番盛り上がったのではないでしょうか
次回は
中学生さんの勉強になり、楽しめる職場体験ができるよう
頑張ります
写真につきましては、了解を得て掲載させて頂いております。
中学生5名が職場体験に来てくれました!
2024-01-22
こんにちは。支援員の星野です。先週の18日(木)、19日(金)の2日間にわたり、名古屋市中川区の名古屋市立一色中学校の生徒さんが、ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」に職場体験に来てくれました。中学2年生の女子3名、男子2名の計5名の生徒さんは老人ホームに来ることははじめての経験だったそうです。皆さん「おはようございます!」「こんにちは!」ときよすみ荘の入荘者様に挨拶をしていました。とても礼儀正しく、何事にも明るく真剣に取り組んでいました。その内容をお知らせさせていただきます。
まず最初は、9時から始まる荘内でのラジオ体操を入荘者様としました。その後、石鹸で入念に手洗いをしたあと、手指アルコール消毒の実施。軽費老人ホームは身の回りのことはご自身で出来る方が入所している施設である事の説明。施設内の案内をしていると多くの入荘者様が中学生さんに「来てくれてありがとうね!」「みんな背が高いね!」とお声がけをしていました。若い中学生さんが来てくれたことがとても嬉しかったようですね。次に支援員の仕事もしてもらいました。2022年4月のブログに記載した手すりや椅子の消毒作業を体験してもらいました。感染予防につながるこの大切な作業を皆さん真剣におこなっていました。
次は「園芸クラブ」の参加者様が育てた大根の収穫を手伝って頂き、ご自宅のお土産に持って帰ってもらいました。5名の園芸クラブの入荘者様と中学生さんとお話しの時間を設けたのですが、年の差60~70歳の大先輩の話に真剣に耳を傾けていました。戦前、戦後の苦労話は中学生さんにも届いたと感じました。昼食時には食堂前で「こんにちは!」食事を終えた方には「ありがとうございました!」とお声がけをしていました。
午後は先月に演奏を初披露した「大正琴クラブ」の入荘者様と体験演奏。全員初めての演奏でしたが、新しい課題曲の「かえるの歌」に挑戦。皆さん「アッ」という間に演奏できるようになっていました。若いってすごいな~と感心してしまいました。最後に入荘者様と一緒にテレビゲームの「太鼓の達人」に挑戦。高齢者施設ではこの「e-スポーツ」は指先や頭と使う単なる遊びではない事を説明しました。鬼技のばちさばきをする学生さんもいました。この様な感じで1日目の職場体験は終了しました。
職場体験二日目は、中庭で「グランドゴルフ」をしました。このスポーツも中学生さん全員初めての経験だったようです。中学生さんはクラブを振る力加減が初めてだったので分からず、最初はボールがあちらこちらに転がっていました。グランドゴルフクラブの入荘者様と中学生さんと一人ずつペアを組んで直接指導をしてもらうと、これまた皆さんすぐに上達していました。2名の男子学生さんはなんと「ホールインワン」を達成。この時は年齢の差を越えて盛り上がりました。午後は近隣清掃を手伝ってもらいました。5名の中学生さんは全員2日間、明るく真剣に何事にも取り組んでいました。我々職員の方が刺激を与えてもらったような感じがしました。ありがとうございました。
最後に「印象に残った事を教えて下さい。」と聞いてみました。多くの生徒さんが「最初に想像していた老人ホームと違って、皆さんとても元気でビックリしました。」「たくさんの人とお話しが出来たことが一番うれしかった。」と答えてくれました。今回の職場体験が中学生さんの今後に少しでも役に立てばと思っています。