ブログ 「 きよすみ荘」の毎日
「eスポーツ」の導入を始めています。まずは太鼓の達人から
2022-10-23
こんにちは。支援員の星野です。最近ここ「軽費老人ホーム名古屋市きよすみ荘」では新たに「eスポーツ」の導入を始めました。エレクトロニック・スポーツを略して「eスポーツ」。コンピューターゲームをスポーツ競技として捉える際の名称です。数あるゲームの中から太鼓の達人から始めました。
小型太鼓の備品を購入し、1階ロビーの大型テレビに接続してスタンバイしましたが、入荘者様の多くは初めて見るゲームに興味を示されながらも「やった事が無いから…」「私には難しそう…。」と言われ、はじめはバチを握ろうとされませんでした。初めてやってみるゲームが最初から上手にできるわけはありません。まずは職員がバチを持って太鼓をトントン叩き「こんな感じでやるのですよ。」と実演してみると、「やってみたい!」「私にもできるかも⁉」と多くの入荘者様が初挑戦。課題曲は映画「となりのトトロ」から「さんぽ」を選びました。『あるこう あるこう わたしはげんき~』と軽快な音楽が流れてテレビ画面の右側から流れる赤や青の目印にバチで太鼓を「ドン・ドン・ドンドンドン、カッ!」と叩き得点が加算されていきました。黄色い帯が流れると「連打~!」と大盛り上がりでした。「やってみたら簡単だった!」「楽しかった、またやりたい!」と多くのお声をいただきました。
両耳で音楽を聴き、両目で画面を見て、更に両手で握ったバチをトントン叩く。これはもう立派なスポーツであり、音楽を鑑賞する芸術であり、頭を使う学習でもあります。体調の維持向上・認知症予防に「最適」ですね。この「eスポーツ」の企画は是非継続していきたいと思います。